勧修寺 睡蓮と菖蒲、運がよければカワセミ。そして八十八箇所めぐり...

5月23日に京都市山科区の勧修寺(カジュウジ)へ菖蒲を見に行ってきました。
そろそろかなと思っていたときに新聞に写真入の記事が載っているに気がつきました。
何だか今年は少し開花の時期が早くなっているようです。おまかせ京都の取材の関係で最近よくお寺や神社に行くのですが、行くといつも感じるのが、お寺や神社の持つ空間の落ち着きです。何か大きな力に守られているような感覚になります。今回訪れた勧修寺も門をくぐったとき同じ感覚を覚えました。



山門をくぐると、門柱にスイッチがあってそれを押すとテープの案内が流れます。
先客が聞いていましたので帰りに聴くことにして
早速、菖蒲の咲いている池を目指しました。



カメラを担いだマニアの方が数多く池の周りで写真を撮ってお出でになりました。
その中をくぐって前の方に出て菖蒲の姿を撮ってきました。私のカメラは上等ではないので前まで行かないとアップの写真が撮れません。(^^ゞ
みんなとっても高価なカメラを持った人たちばかりでした。

同じ池に睡蓮も綺麗に咲いていました。

睡蓮を写真に収めて順路に指定されている小道の横をふと見ると面白い札が下がってました。

池の周りの周回道なのですがこんな看板が下がっていて自覚を持った人しかいってはいけない雰囲気を出していました。奥を見ると何人かの人がカメラの三脚を立ててじっと何かを狙っていました。好奇心を抑えきれずに看板をくぐって彼らを見に行きました。

聴いてみると、カワセミを狙っているそうです。15分ぐらい彼らと一緒に見ていたのですがカワセミは来ませんでした。彼らの様子を見ていると一日狙うようでした。そんなわけで池を後にすることに...カワセミではありませんが、対岸で休憩中の亀を撮ってきました。立派な亀。

花の咲いている池を後にして順路に復帰してみると結構まだ奥に続いていました。
順路を進んでいくと霊場めぐりの看板が...

上人様の石像の周りをぐるっと飛び石が囲んでいました。


一番から順に石に番号が振ってあり最後の石には高野山の文字が。
一周回って西国八十八箇所めぐり完了です。(^^)

ちょっとお手軽な感じでご利益を授かることができます。(^^ゞ

何だか、来てすごく得した感じになりました。

菖蒲も6月に入っても例年なら咲いているのですが、今年はどうかわかりません。でも緑も綺麗ですし、空いていますし、マイナスイオンもいっぱいです。静かな京都を味わってください。

駐車場は無料のものが10台分ぐらいあります。拝観料は¥400円でした。お土産屋さんはありません。運がよければカワセミと会えます。帰りにはもちろん門柱のスイッチを押して案内テープを聴きました。(^^)

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